「バイラルメディア」って?
皆さんは普段どのようなメディアから情報をキャッチアップしていますでしょうか?
最近はFacebookやTwitterのフィードさえ見ていれば自分の興味のあるコンテンツやニュースがタイムライン上に流れてくるのでわざわざ特定のメディアを探す必要性はなくなってきているかと思います。
そして、その流れもあってか各メディアでもFacebookやTwitterなどのSNSからの流入を強化しなければならないほど自社メディアへの流入を増やすことが難しくなっています。
さて、普段私たちがFacebookなどを通してみている、いわゆる「バズっている記事」の多くはどこからきているのでしょうか?
それは一般的にバイラルメディアと呼ばれるメディアが投稿しているもので、日々様々なライターが書いた記事をキュレーションして作り上げられるひとつのメディアサイトなのです。
そこで、今回は主要バイラルメディアについていくつか簡単にご紹介!
国内訪問者数1位の「Curazy」
現在、国内のキュレーションメディアにおいて500万人以上の訪問者数を誇るバイラルメディア「Curazy」。このメディアの記事を見たことがある方も多いのではないでしょうか?
基本的にバイラルメディア上で取り扱われる記事の内容はスピード勝負で、各メディア間でコンテンツ内容が被ってしまうことが少なくありません。「Curazy」でもこの流れを受けて自社オリジナルコンテンツに力を入れてるみたいです。
サイバーエージェント運営の「Spotlight」
同じく国内のバイラルメディアを代表する中のひとつである「Spotlight」はご存知サイバーエージェントグループが運営するメディアです。トレンドからグルメ、おもしろ系など非常に幅広いコンテンツをカバーしているのが特徴的なバイラルメディアです。
動画特化型バイラルメディア「9ポスト」
これまでのバイラルメディアとは一線を画す「動画」にフォーカスした「9ポスト」。
見たい動画を直感的にピックアップできるようなサイトデザインになっており動画を探しているユーザーにとって非常にマッチしたバイラルメディアになっています。
注目度No1の「Buzfeed JAPAN」
満を持して先日にローンチした日本版「Buzfeed」。ヤフージャパンが49%を出資することでも話題になり、今後ますます利用動向が注目されます。すでにFacebookのファン数は1万4千人以上を獲得しています。
ココナッツオイルで、こんなリップができました!
Posted by BuzzFeed Japan on 2016年2月6日
今後の「バイラルメディア」はどうなる?
冒頭でご紹介したように、現在各メディアではFacebookなどを通じて自社メディアへのトラフィックを増やそうとしていますが、徐々にFacebook側でも外部リンクへの投稿リーチを減らすアルゴリズムに変わってきています。
実際Facebookではインスタントアーティクルという外部に飛ばさないで記事をFacebook内で完結して読める機能をリリースしました。※下記リンクご参照
https://instantarticles.fb.com/
従って、今後ますます外部誘導が厳しくなる中で各バイラルメディアの動きとしてはFacebookページでの運用を強化せざるを得なくなってくるのではないでしょうか?
今後のバイラルメディアは自社メディアだけでなく、各SNSでのページ自体の設計を今のうちから見直していく必要が出てくるかと思います。
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