「縦長・横長」はもう古い!?これからの動画サイズは◯◯が主流に!?

縦長派?横長派?

Person holding a smartphone above the city

今年に入ってますます動画に対しての関心が高まってきている中で「動画のサイズはどれがベストなのか?」という議論をよく耳にします。果たして、どのサイズが最も良いのでしょうか?

トレンドはやっぱり縦長動画?

最近、縦長動画を推奨するメディアが増えつつあります。日本ではLINEの元社長・森川氏が立ち上げたC CHANNELが縦長動画を採用しているのは有名ですね。C CHANNELではクリッパーと呼ばれるモデルなどが自撮り風に縦長動画をアップしています。 一方、海外でもLIVE配信のPERISCOPEが縦長を採用しており動画業界としても縦長動画がトレンドになってきています。

periscope-feature-image

<縦長動画の強み>

縦長動画が推奨される理由としては主に、スマホの画面に最適であることがあげられます。また、視聴してみると分かるかもしれませんが、コンテンツに対しての没入感も横長動画よりもあるのが特徴的です。

しかしながら、ウェブ動画制作のモバーシャルの調べでは現状、「横長動画を好む」が7割で残りの約3割が「縦長動画を好む」という結果に。

徐々に縦長動画が浸透しつつあるものの、依然として横長動画のサイズに慣れているユーザーが多くいるのも現実です。

<意外と知られていない縦長動画のデメリット>

そもそも縦長動画にはスマホの画面のほぼ全てを占有してしまうので余計な情報が入らない分だけ注視性は高いですが、視聴側からすると少し圧迫感が強く嫌悪感を感じてしまい、視聴離脱してしまう可能性が高いと思われます。

また、クリエイティブ表現も横長に比べて大きく制限されるのもあまり語られていないのではないでしょうか?コンテンツ次第ではありますが、登場人物が2人以上の場合、縦長動画ではほぼカメラに収めることができないといえます。結果、横長に比べて極めて狭い視野でのコンテンツとなりがちで、コンテンツの幅がうまく広げられないことになるかと思います。

<動画のサイズのトレンドはデバイスで決まる?>

ホリエモンこと堀江貴文氏は自身のYoutubeチャンネル、「ホリエモンチャンネル」の中で「動画サイズのトレンドはiphoneなどのデバイスによって左右される」と述べています。つまり、デバイスの進化次第で縦にも横にもなり、縦長がトレンドなのはあくまでデバイスのスクリーンが縦長であるからだということです。しかし、これはあくまで一過性のことであり縦長動画が主流になるかは別と最後に釘をさしています。詳しくは↓

<縦長でもなく横長でもない?新たな動画サイズとは!?>

これまで動画サイズの議論の中で「縦長か横長か?」という二元論でしか語られていない中でIntelligence Blogでは「SQUARE型動画」のポテンシャルについて言及していきたいと思います。まず、下記のFacebook上で流れていた動画をご覧ください。

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こちらの動画はようやくローンチしたBuzzfeed JAPANのFacebookの投稿です。SQUARE型動画で縦長でもなく正方形になっています。最近この正方形のスクエア型の動画をよく目にしますが、今のところスクエア型の投稿の方が反応率が圧倒的に良さそうですね。

この投稿方法であれば横長と縦長の両方の良いところをうまく取ることができます。

スマホ視聴の多くの場合、ユーザーは音を出して再生しません。そのため動画に字幕やテキストをつけるのですが縦長動画の場合、字幕をうまくつけることがサイズの特性上できません。一方で、横長に関しては縦長に比べてサイズ上インパクトに欠け注視性が高くありません。

しかし、正方形のスクエア型であればサイズ上のインパクトも高く、字幕もつけることができコンテンツの世界観も横長のものと同様に狭くなることがありません。

現状動画広告の多くが横長を採用している理由としては主に仕様上によるものが原因かと思われます。

広告主としてはあくまで動画を視聴するだけでなく外部サイトへ飛ばしたいという思惑があるので媒体が指定するフォーマットでしかリンク投稿ができないことから現在横長が主流になっていると考えられます。

しかし、単純に比較したときにスマホ上ではこのスクエア型が最も現時点で再生効率の高いサイズではないかと思います。

今後も動画サイズのトレンドは果たしてどれが主流になっていくのか引き続きチェックしていきたいと思います。

☆★番外編☆★

現在、動画に関心のある方向けに「動画市場研究会」と題してFacebookグループを立ち上げました。このグループの目的としては動画業界の最新のトレンドや気になるニュースなどを随時アップして情報交換していければと思っております。また、グループの人数次第では勉強会などのイベントも開催予定なのでご興味のある方はメンバー申請のリクエストをお待ちしております。

こちらから↓

https://www.facebook.com/groups/1707822929438089/

 

 

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