意外と知らない!一番再生されている動画とは?
みなさんこんにちは。ブレイカーインテリジェンスブログでは、 YouTube解析ツール「tubular」を使って、様々な情報をお届けしていきます。
今回のテーマは、「2015年、日本YouTubeで最も再生された動画ベスト5 」です。 実は、Googleさんも年末に公式にランキングを出しているのですが、「再生、共有、コメント、評価、派生動画の数などの様々な数値をもとに」ランキングを算出しているため、純粋な再生回数のランキングは公表されていないんです。
ちなみにGoogleランキングでは「本能寺の変」が1位でしたが、「tubular」で調べてみたところ、単純な再生回数は違いました。 なんとも意外な動画が1位だったのです! 衝撃のランキングをご覧ください!!
2015年、日本YouTubeで最も再生された動画
※(「動画タイトル」 /「チャンネル名」)で記述
※集計期間は2015年1月1日〜12月31日
第5位 マジックハンドでお菓子取り アンパンマンおもちゃ
チャンネル名:AAAjoken
再生回数:38,132,295回
https://www.youtube.com/watch?v=wrws8j19PgA
まずはいきなりのアンパンマン! アンパンマンなんです! 子供に見せると機嫌が良くなるということで、世のママたちから圧倒的な支持を得ているおもちゃ紹介。 実はYouTubeの再生数ランキングの上位のほとんどが「アンパンマンのおもちゃ紹介動画」です。 こういった商品主体の紹介系は、投稿者の存在をなるべく消し、あくまでもわかりやすい説明に徹するのがセオリーと言われていますが、AAAjokenさんはその分野のトップランナー。お手本のような動画です。 しかしなぜその中でも「マジックハンド」が伸びたのか…。引き続き研究です。
第4位 ゲスの極み乙女。 – 私以外私じゃないの
チャンネル名:ゲスの極み乙女。Official YouTube Channel
再生回数:39,157,748回
これは先日の記事(2015年、日本のYouTubeで再生された音楽動画ランキング)でお伝えした通り。 ここで音楽勢のトップが出てきました。
第3位 「本能寺の変」 踊る授業シリーズ 【踊ってみたんすけれども】 エグスプロージョン
チャンネル名:エグスプロージョン チャンネル
再生回数:42,271,426回
ここで出ました。Googleランキング1位の「本能寺の変」です。 中高生の間で人気に火がつき、テレビでも多数紹介され、一般にも認知された、「2015年YouTubeコンテンツの顔」の1つと言えるでしょう。これが1位なら予想通りだったのですが…
第2位 アンパンマンぷかっとおみずあそび&びっくらたまご
チャンネル名:せんももあいチャンネル Sen, Momo & Ai Channel
再生回数:50,451,251回
再びのアンパンマン!どんだけ強いんだ!まさか2位にまで食い込んでくるなんて。 ここにきて大台の5000万回台に突入しました。 しかし、今回はアンパンマンだけではありません。「せんももあいチャンネル」はせんのすけ・ももこ・あいこの3兄妹が登場する、「子供の成長記録」としての側面もあるチャンネル。毎回3兄妹のほほえましい姿に癒されている人が多いと言われています。そして、コメント欄を見ると、英語、そしてアラビア語まで!その多くが外国人視聴者です。世界中の子供好きに支持されているようです。
そして、衝撃の第1位とは!?
第1位 かき氷を食べるせんもも Shaved Ice
チャンネル名:せんももあいチャンネル Sen, Momo & Ai Channel
再生回数:53,626,206回
なんと1位も「せんももあいチャンネル」! ついに3位に1000万回以上の差をつけてしまいました!せんのすけ・ももこが楽しくかき氷を食べているこの動画。 シロップをかけすぎたり、舌の色が変わったのを確認したり、確かにほほえましく、ほっこりする内容ですが、ここまで稼ぐとは。 そしてこれが!2015年の日本の動画の(再生数の)頂点を極めた動画なのです! 企業でも有名YouTuberでもなく、2015年を制したのは子供達でした。 大人がどんなに頭をひねっても、子供の可愛さには勝てない、ということなのか。 YouTubeは恐ろしくて楽しい世界だということが身にしみたランキングでした。
ちなみに…
「tubular」を使って「せんももあいチャンネル」の視聴者の住む地域上位3つを調べてみると、 1位 アメリカ:20% 2位 日本:18% 3位 ベトナム:8% という結果になっています。なんと、日本よりもアメリカの視聴者の方が多いんですね!
そしてなぜかベトナム…。 子供、おもちゃの動画の強みは何と言ってもノンバーバルな面白さがあるということ。
やはり世界に10億人以上いると言われるYouTubeユーザーを相手にできる動画の方が、 再生数が上がりやすいのは必然であり、 そこを上手く使うチャンネルが上位にランクインしやすくなるということでしょう。
一方、「本能寺の変」が日本史を題材にしており、日本の視聴者だけをターゲットにしていることを考えれば、「本能寺の変」のすごさもまた、改めて印象深いですね。
その他の年間ランキング
・2015年日本YouTubeで最も再生された音楽動画ランキング
・2015年日本YouTubeで最も再生されたカバー動画ランキング
・2015年日本YouTubeで最も再生された企業動画ランキング【前編】
・2015年日本YouTubeで最も再生された企業動画ランキング【後編】
・2015年日本YouTubeで最も高評価が多かった動画ランキング
※YouTube分析承ります。 記事の内容、及び「tubular」の使用に関するお問い合わせは、hoss@brkr.jp(担当:細島)まで。
参考:https://blog.brkr.jp/wp-content/uploads/2015/08/Breaker_Intelligence.pdf 【ブレイカーの情報、制作コンテンツの最新情報はこちらから!】 ブレイカー株式会社HP 公式twitter 公式Facebookページ
コメントを残す