2017年も12月に入り、残すところあとわずかとなってきました!
今回は、2017年度版国内のYouTube音楽系動画の再生回数ランキングTOP10を発表します!TOP10にランクインした動画とともに、今年を振り返ってみましょう!
※2017年12月5日時点の再生回数によって集計しています
北朝鮮?核弾頭?一体何者?!正体不明のアーティスト あべりょう
【10位】核攻撃サバイバー あべりょう 1500万再生突破のYahoo!ニュース記事はURLをコピペして閲覧→goo.gl/w1sZi9
チャンネル:t hashimoto
再生回数:21,501,491
10位にランクインしたのは、YouTubeの広告でかなりの頻度で流れた正体不明のアーティストあべりょうさんの「核攻撃サバイバー」のミュージックビデオです。今年9月には、1500万回再生したとして、Yahooニュースにも取り上げられ話題となりました。
Youtubeの再生回数は、広告として再生された分もカウントされる仕組みになっており、あべりょうさんの動画の再生数の多くは広告によるものと推測されますが、その資金源は不明です。「北朝鮮」「核弾頭」といったキーワードを並べた歌詞が特徴の楽曲ですが、制作した経緯や多額の費用(推定数千万円)をかけて動画広告を出している意図など多くの部分で謎に包まれています。
今年の顔!米津玄師×菅田将暉のコラボ楽曲MV!
【9位】米津玄師 MV「 灰色と青( +菅田将暉 )」
チャンネル:米津玄師
再生回数:25,304,468
10位にランクインしたのは、米津玄師が11月1日リリースしたアルバム『BOOTLEG』に収録された「灰色と青」のミュージックビデオ。2017年も怒涛の出演が続いた人気俳優・菅田将暉とのコラボとあって、公開からわずか24時間で100万再生を記録するなど大きな話題になりました。
この映像を監督したのは、若干25歳の映像監督 山田健人さん。これまで宇多田ヒカルや嵐などのミュージックビデオも手がけた今をときめく売れっ子作家です。菅田、米津とも同世代で親交もあることから実現したコラボ作品となりました。
乃木坂46史上過去最高の超高速ダンスが見どころ!
【8位】乃木坂46 『インフルエンサー』
チャンネル:乃木坂 46 OFFICIAL YouTube CHANNEL
再生回数:24,745,866
乃木坂46の17th Single「インフルエンサー」のミュージックビデオで9位にランクイン。
この楽曲でグループ初のミリオンセールスを達成し、2017年度日本レコード大賞の優秀作品賞にも選ばれるなど、乃木坂46の代表曲のひとつになったと言えます。
白石麻衣と西野七瀬がダブルセンターを務めたこの楽曲は、乃木坂46史上過去最高スピードでパフォーマンスする超高速ダンスが特徴。ミュージックビデオの見どころです。
今年は、白石麻衣が女性写真集の歴代一位の発行部数を記録するなど乃木坂46グループが多くの話題を振りまいた一年となりました。
坂道シリーズの勢いが止まらない!アイドルの常識を覆すクールなMV
【7位】欅坂46 『不協和音』
チャンネル:欅坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL
再生回数:33,732,330
7位にランクインしたのは、デビューシングル「サイレントマジョリティー」が昨年の再生回数ランキングで7位に食い込んでいた欅坂46の4thシングル「不協和音」のミュージックビデオです。
センターを務めたのは、デビュー以来4作連続の平手友梨奈。笑顔を封印したメンバーが強いまなざしとクールなダンスを見せるミュージックビデオは、見る人に大きなインパクトを与えました。
2017年にもっとも検索数が急上昇した”今年の顔”<アイドル部門賞>にも選出された欅坂46。主要メンバーひとりが何か商品を紹介すれば、3億円の経済効果を生むとも言われています。坂道シリーズの影響力は年々強くなっています。
2017年の話題作!人気アニメ「3月のライオン」EDテーマ曲
【6位】米津玄師 MV「orion」
チャンネル:米津玄師
再生回数:37,630,331
6位には、再び米津玄師のミュージックビデオがランクイン。
米津玄師は、もともとニコニコ動画出身でシンガーソングライターやイラストレータートして活動しているアーティストです。今年は第9位にランクインした「灰色と青」やDAOKOとコラボした「打上花火」など数々の大ヒット曲を生み出し、今年を代表するアーティストとなりました。
本作は、羽海野チカ原作による「3月のライオン」の第2クールエンディングテーマとして書き下ろされた楽曲です。米津玄師としては、この楽曲が初のアニメタイアップとなっています。
米津玄師に深く迫った記事はこちらです↓
待望の超大型K-POPアイドルが、ついに日本初オリジナルシングル!
【5位】TWICE「One More Time」Music Video
チャンネル:TWICE JAPAN OFFICIAL YouTube Channel
再生回数:39,710,191
2017年に待望の日本デビューを果たした、大型K-POPガールズグループのTWICE(トゥワイス)。
韓国のサバイバル形式オーディション番組を経て結成された9人組グループで、3 人の日本メンバーを含むということもあり、日本デビュー前からすでに大きな注目を集めていました。
さらに今年の年末に放送される第68回NHK紅白歌合戦に初出場することが決定し、韓国グループとしてはKARAや東方神起、少女時代以来の6年ぶりです。
本作は、日本1stシングル「One More Time」のミュージックビデオとあって、再生数も急上昇。思わず真似したくなるような、かわいらしいダンスが支持されています。
2017年最も愛されたCM!? auの三太郎シリーズでオンエア
【4位】「やってみよう」 フルver. /WANIMA【公式】
チャンネル:au
再生回数:43,816,528
https://www.youtube.com/watch?v=UzMamUEdlMI
3ピースバンドWANIMAの配信シングルがauのCMソングに抜擢。大人気「三太郎」シリーズの特別映像フルバージョン、かつ2017年の元旦からオンエアされていた楽曲ということもあり、再生数も4000万回を超える規模となりました。
WANIMAは、熊本出身の男性3人による3ピースバンドです。ライブを中心に活動してきた彼らは、「ミュージックステーション」や情報番組「スッキリ」など多くのテレビ番組に出演。出演後、twitterの急上昇ワードでは「ポケモンGO」を抑えて「WANIMA」が1位になり、大変話題となりました。年末には紅白初出場を決定するなど、今最も勢いのあるバンドのひとつです。
「正しいより楽しい」から始まるこの楽曲は、童謡「ピクニック」をロック風にアレンジしたもの。背中を押すポジティブな歌詞とメロディーに「元気が出る!」と多数のコメントが寄せられています。
TTポーズが女子中高生の間で大流行!”踊ってみた”動画も人気
【3位】TWICE「TT -Japanese ver.-」Music Video
チャンネル:TWICE JAPAN OFFICIAL YouTube Channel
再生回数:45,693,561
K-POPガールズグループTWICEの人気を決定づけた「TT」の日本語バージョンのミュージックビデオが3位にランクイン。
タイトルの「TT」というのは、泣き顔を表す顔文字をイメージしたもので、親指と人差し指で作る”TTポーズ”が日本の中高生たちの間で大流行。”踊ってみた”動画も多く投稿されました。
この日本語バージョンの再生数だけでも驚異的ですが、韓国語で歌われた本家のミュージックビデオはなんと2.93億回というケタ違いな再生数を誇り、世界中で注目されているグループであることがわかります。
ちなみに、グループ名のTWICEには「良い音楽で1回、素晴らしいパフォーマンスで2回魅了する」という意味が込められています。
米津玄師、2017年リリースの全シングルが再生回数TOP10入り!
【2位】米津玄師 MV「ピースサイン」Kenshi Yonezu / Peace Sign
チャンネル:米津玄師
再生回数:48,516,544
米津玄師が6月にリリースした7thシングル「ピースサイン」が、2位にランクイン。「orion」に続き、2作連続でアニメタイアップとなっています。
週刊少年ジャンプで連載中の人気作品「僕らのヒーローアカデミア」のTVアニメOPテーマということもあり、アニメをきっかけに知った海外のユーザーからもコメントが多数書き込まれています。
これによって、米津玄師が2017年にリリースした自身のシングルがすべて再生回数ランキングTOP10入りを果たしました。
映画主題歌のアニメMVが、圧倒的な再生回数でダントツの1位!
【1位】DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO
チャンネル:daoko_jp
再生回数:87,596,065
2位と大きく再生回数を引き離し、DAOKO × 米津玄師の「打上花火」アニメーションミュージックビデオが堂々の1位に輝きました!
国内の再生回数1位となったこちらの動画は、世界全体の再生回数ランキングでは499位という結果となっています。
米津玄師が作詞・作曲・楽曲プロデュース、女性ラップシンガーのDAOKOが歌うこの楽曲は、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌。ミュージックビデオは、オリジナルシーンを含めた映画のアニメーション映像で構成されています。
DAOKOは、ニコニコ動画に投稿したラップで注目を集め、2015年に現役女子高生シンガーとしてメジャーデビュー。ラップ、ポエトリーリーディング、ウィスパーボイスを持ち味とした、新進気鋭のアーティストです。
映画「君の名は。」の主題歌として大ヒットし、2016年の再生回数ランキングで同じく8000万回を超える再生回数で2位にランクインしたRADWIMPSの「前前前世」と同様に、今年を象徴する1曲となりました。
なお、「前前前世」の再生回数は現時点で1.64億回にまで伸びており、この動画も今後さらに大きく再生回数を伸ばす可能性が高そうです。
米津玄師がランキングを席巻!2017年を代表するアーティストに
MV以外を含めた、2017年国内YouTube動画の再生回数ランキングでも、TOP10のほとんどをミュージックビデオが占める結果となりました。昨年は、RADIO FISHやピコ太郎などの動画がランクインしていましたが、今年はお笑いジャンルからの大ヒット動画は出なかったようです。
欅坂46と乃木坂46の坂道シリーズ、K-POPグループのTWICE、そして米津玄師と今年の勢いを象徴するようなアーティストがランキングを占め、中でもTOP10のうち4つに自身の楽曲をランクインさせた米津玄師は、2017年を代表するアーティストになったと言えるでしょう。
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