2017年も12月に入り、残すところあとわずかとなってきました。YouTube公式では例年12月になると、総視聴時間や共有回数、コメントや評価の数など、さまざまな要素を元にその年の”トレンド動画”が発表されています。
しかし、純粋な再生回数のみで算出すると、また異なったランキングになります。ということで、こちらの記事では2017年国内YouTube動画の再生回数ランキングを発表!TOP10にランクインした動画とともに、今年を振り返ってみましょう!
※2018年1月4日時点の再生回数によって集計しています
子どもたちが夢中になって再生する!おもちゃ紹介動画
10位:パワーショベル 重機 働く車のおもちゃ 子供向け ショベルカー ダンプトラック ブルドーザー クレーン車 ダイヤペット 20sarasa にーさら
チャンネル:20sarasa(にーさら)
再生回数:29,355,023 回
子供向けおもちゃを紹介するチャンネル「20sarasa(にーさら)」の、働く車のおもちゃの動画が10位にランクインしました。
実はYouTubeの中でひとつの大きなジャンルとなっている、おもちゃ紹介動画。子どもたちが夢中になって何度も再生するとあって、おもちゃ紹介をメインとするYouTubeチャンネルも増えています。
紅白出場まで決定!勢いの止まらない今年のトレンド動画といえばこれ
9位:【TDC】バブリーダンスPV 登美丘高校ダンス部
チャンネル:アカネキカク
再生回数:34,972,283回
今年9月に公開され、クセになるキレキレのダンスが話題沸騰。YouTubeのトップトレンド動画にも選ばれた、登美丘高校ダンス部のバブリーダンスが9位となりました。
紅白歌合戦への出場やダンス部キャプテンの芸能界デビューなど、直近も関連するニュースが続き、再生数の伸びもまだまだ勢いが止まりません。
なお、この動画をアップしている「アカネキカク」とは、バブリーダンスの振り付け師でもあるプロダンサーによるチャンネルで、他にも多数のダンス動画がアップされています。
坂道シリーズの勢いが止まらない!アイドルの常識を覆すクールなMV
8位:欅坂46 『不協和音』
チャンネル:欅坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL
再生回数:35,812,846
デビューシングル「サイレントマジョリティー」が昨年の再生回数ランキングで7位に食い込んでいた欅坂46は、今年も4thシングル「不協和音」で8位へのランクイン。
センターを務めたのは、デビュー以来4作連続の平手友梨奈。笑顔を封印したメンバーが強いまなざしとクールなダンスを見せるミュージックビデオは、見る人に大きなインパクトを与えました。
欅坂46は女性からの支持も非常に高いと言われており、今年は乃木坂46を含めた坂道シリーズの勢いを感じさせる年になったと言えるでしょう。
2017年の話題作!人気アニメ「3月のライオン」EDテーマ曲
7位:米津玄師 MV「orion」
チャンネル:米津玄師
再生回数:39,257,857
7位には、再び米津玄師のミュージックビデオがランクイン。2月にリリースされた6thシングル「orion」は、TVアニメ「3月のライオン」の第2クールエンディングテーマとして書き下ろされた楽曲です。
羽海野チカ原作による「3月のライオン」は、 実写映画化もされた今年話題の作品。米津玄師としては、この楽曲が初のアニメタイアップとなっています。
米津玄師は昨年もシングルのリリースはあったものの、2016年の再生回数ランキングではTOP10に入っておらず、今年は大躍進の年となりました。
MV以外で唯一のランクイン!世界で再生される人気のキッズ動画
6位:奈良公園でシカにエサやり Deer Feeding Nara Park
チャンネル:せんももあいしーCh Sen, Momo, Ai & Shii
再生回数:42,737,967
ミュージックビデオがランキングを占める中、それ以外の動画の最高位を記録したのは、せんのすけ・ももこ・あいこ・しろうの4兄弟が楽しく遊ぶ様子を投稿する「せんももあいしー」というチャンネルの動画。
奈良公園で鹿にエサをあげようとするも、ももこちゃんが鹿を怖がって泣き出してしまう…という日常の動画ですが、こうしたキッズ動画は海外でもシェアされて再生回数が伸びやすい傾向にあるジャンルです。
2016年の再生回数ランキングでは、8~10位をキッズ動画が占める結果となっていましたが、今年はTOP10のうち1本のみのランクインとなりました。
待望の超大型K-POPアイドルが、ついに日本上陸!
5位:TWICE「One More Time」Music Video
チャンネル:TWICE JAPAN OFFICIAL YouTube Channel
再生回数:42,788,921
2017年に待望の日本デビューを果たした、大型K-POPガールズグループのTWICE(トゥワイス)。
韓国のサバイバル形式オーディション番組を経て結成された9人組グループで、3 人の日本メンバーを含むということもあり、日本デビュー前からすでに大きな注目を集めていました。
そんな最中、リリースされた日本1stシングル「One More Time」のミュージックビデオとあって、再生数も急上昇。思わず真似したくなるような、かわいらしいダンスが支持されています。
2017年最も愛されたCM!? auの三太郎シリーズでオンエア
4位:「やってみよう」 フルver. /WANIMA【公式】
チャンネル:au
再生回数:45,249,897
https://www.youtube.com/watch?v=UzMamUEdlMI
3ピースバンドWANIMAの配信シングルがauのCMソングに抜擢。大人気「三太郎」シリーズの特別映像フルバージョン、かつ2017年の元旦からオンエアされていた楽曲ということもあり、再生数も4000万回を超える規模となりました。
「正しいより楽しい」から始まるこの楽曲は、童謡「ピクニック」をロック風にアレンジしたもの。背中を押すポジティブな歌詞とメロディーに「元気が出る!」と多数のコメントが寄せられています。
WANIMAは、底抜けに明るくポジティブな楽曲が若い世代を中心に絶大な人気を集めており、年末には紅白初出場を決定するなど、今最も勢いのあるバンドのひとつです。
TTポーズが女子中高生の間で大流行!”踊ってみた”動画も人気
3位:TWICE「TT -Japanese ver.-」Music Video
チャンネル:TWICE JAPAN OFFICIAL YouTube Channel
再生回数:48,587,669
K-POPガールズグループTWICEの人気を決定づけた「TT」の日本語バージョンのミュージックビデオが3位にランクイン。
タイトルの「TT」というのは、泣き顔を表す顔文字をイメージしたもので、親指と人差し指で作る”TTポーズ”が日本の中高生たちの間で大流行。”踊ってみた”動画も多く投稿されました。
ちなみに、この日本語バージョンの再生数だけでも驚異的ですが、韓国語で歌われた本家のミュージックビデオはなんと2.93億回というケタ違いな再生数となっており、世界中で注目されているグループであることがわかります。
米津玄師、2017年リリースの全シングルが再生回数TOP10入り!
2位:米津玄師 MV「ピースサイン」Kenshi Yonezu / Peace Sign
チャンネル:米津玄師
再生回数:50,895,152
米津玄師が6月にリリースした7thシングル「ピースサイン」が、2位にランクイン。「orion」に続き、2作連続でアニメタイアップとなっています。
週刊少年ジャンプで連載中の人気作品「僕らのヒーローアカデミア」のTVアニメOPテーマということもあり、アニメをきっかけに知った海外のユーザーからもコメントが多数書き込まれています。
これによって、米津玄師が2017年にリリースした自身のシングルがすべて再生回数ランキングTOP10入りを果たしました。
映画主題歌のアニメMVが、圧倒的な再生回数でダントツの1位!
1位:DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO
チャンネル:daoko_jp
再生回数:94,498,795
2位と大きく再生回数を引き離し、DAOKO × 米津玄師の「打上花火」アニメーションミュージックビデオが堂々の1位に輝きました!
国内の再生回数1位となったこちらの動画は、世界全体の再生回数ランキングでは470位という結果となっています。
米津玄師が作詞・作曲・楽曲プロデュース、女性ラップシンガーのDAOKOが歌うこの楽曲は、映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌。ミュージックビデオは、オリジナルシーンを含めた映画のアニメーション映像で構成されています。
DAOKOは、ニコニコ動画に投稿したラップで注目を集め、2015年に現役女子高生シンガーとしてメジャーデビュー。ラップ、ポエトリーリーディング、ウィスパーボイスを持ち味とした、新進気鋭のアーティストです。
映画「君の名は。」の主題歌として大ヒットし、2016年の再生回数ランキングで同じく8000万回を超える再生回数で2位にランクインしたRADWIMPSの「前前前世」と同様に、今年を象徴する1曲となりました。
なお、「前前前世」の再生回数は現時点で1.64億回にまで伸びており、この動画も今後さらに大きく再生回数を伸ばす可能性が高そうです。
米津玄師がランキングを席巻!2017年を代表するアーティストに
2017年国内YouTube動画の再生回数ランキングでは、TOP10のほとんどをミュージックビデオが占める結果となりました。昨年は、RADIO FISHやピコ太郎などの動画がランクインしていましたが、今年はお笑いジャンルからの大ヒット動画は出なかったようです。
欅坂46の坂道シリーズ、K-POPグループのTWICE、そして米津玄師と今年の勢いを象徴するようなアーティストがランキングを占め、中でもTOP10のうち4つに自身の楽曲をランクインさせた米津玄師は、2017年を代表するアーティストになったと言えるでしょう。
また、ミュージックビデオ以外ではいったいどんな動画が再生されたのかも気になるところですよね。ミュージックビデオをのぞく2017年国内YouTube再生数ランキングTOP10も、ぜひチェックしてみてくださいね!
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