先日YouTube Japan公式チャンネルが2020年の国内年間トップトレンド動画(音楽は除く)を発表しました。こちらのトップトレンド動画は、音楽の動画を除き、再生・共有・コメント・評価・派生動画の数など、多面的な要素を元に選出されたランキングとなっています。
こちらの記事では、純粋な再生回数のみでランキングを算出した、2020年日本YouTube動画の再生回数ランキングTOP10をご紹介!2020年の世界YouTube再生回数ランキングとあわせて、今年のトレンドを振り返ってみてはいかがでしょうか?
※2020年1月1日〜12月4日までに公開された動画の、12月4日時点の再生回数によって集計しています
昨年に引き続き躍進を続けるのか?!キッズチャンネルが第10位にランクイン!!
【10位】13台ディズニーカーズ&タカラトミーおかたづけコンボイ!
チャンネル:mania japansong
再生回数:73,730,402
第10位にはチャンネル登録者数が360万人を超える 日本発の人気キッズチャンネル「mania japansong」の動画が7千万回をこえる再生回数でランクインしました!!内容はいたってシンプルで、子供むけの車のオモチャを使って遊びながらオモチャを紹介する動画になっています。チャンネル内の動画の総再生数は19億回に迫る勢いで、ここ数年のキッズチャンネルのの勢いがよく分かりますね。今年は世界中でお家で過ごす時間が増えていることからもキッズチャンネルの大躍進が見られるかもしれませんね。
一発撮りのコンセプトが大人気!!緊張感が伝わるTHE FIRST TAKEの動画がランクイン!!
【9位】DISH// (北村匠海) – 猫 / THE FIRST TAKE
チャンネル:THE FIRST TAKE
再生回数:75,814,186
第9位にランクインしたのは2019年の11月から始動したYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」からDISHのボーカルとギター担当の北村匠海が歌う『猫』の動画でした!こちらのチャンネルは「音楽とは、何か。一発撮りで、向き合う」をコンセプトにして様々なミュージシャンが文字通り一発で録った歌を不定期にアップするチャンネルとして、始動以降高い人気を誇っています。参加するミュージシャンはやり直しのきかないライブの様な心地よくも油断のできない緊張感の中素晴らしいパフォーマンスを見せている動画がズラリと揃っていますのでまだ未見の方は是非チェックしてみてはいかがでしょうか!
トレンドをずばり押さえたキッズ向け動画が第8位!!
【8位】【TOMICA】トミカ砂パズル 「えいご」で色をおぼえよう!London Bridge Is Falling Down -Learn Colors
チャンネル:Toy*kin /トイキン
再生回数:77,382,024
8位にランクインしたのはキッズチャンネル「Toy*kin /トイキン」の動画でした!ここ数年勢いを増している「キッズ向け」「英語学習」「オモチャ」というYouTubeにおけるホットなトレンドをきっちり押さえたこちらの動画は尺も3分強と短めで、子供たちがついつい繰り返し見てしまうある種の中毒性を持った動画となっています。10位から8位まではキッズチャンネルの動画が連続してランクインする結果となりました。今年は世界中で大人も子供もお家で過ごす時間が増えたので、家で仕事をせざるを得ないご両親がお子さんにYouTubeで動画を見せる機会が増えたことが要因の一つかもしれませんね。
再生回数1億回直近!!釣り人の日常がランクイン!
【7位】フグはお腹が膨れてもすぐ元に戻ります。身の危険を感じると、空気を入れて丸くなる。これは一回り大きくして、相手を威嚇する意味もあるとか。誰でも釣ったことがあるのでは?釣り人にはお馴染みの
チャンネル:南紀和歌山釣太郎
再生回数:94,647,780
第7位にランクインしたのは「南紀和歌山釣太郎」で公開された、とある釣り人が吊り上げたこれぞ誰もが想像するフグの姿!!という瞬間をおさえた動画でした!!こちらのチャンネルは和歌山南紀の釣り情報や、魚の捕食生態、インターネットライブカメラで海況等の情報を発信している個人の方のチャンネルですが、各動画の詳細欄に非常に多岐にわたる言語で紹介文をつけていることが特徴で、この特徴がきっかけになり日本人だけでなく、世界中の人々に見られることになったようです。
韓国発、弱冠7歳の超人気キッズYouTuberがランクイン!!
【6位】ボラム到着しました!床は溶岩の挑戦です!スーパーヒーローを助けて!
チャンネル:Boram Tube Play
再生回数:101,420,740
第6位にランクインしたのは韓国語の本家チャンネル登録者数が2000万人を超える韓国の人気キッズYouTuberボラムちゃんが日本向けに発信しているチャンネル「Boram Tube Play」の動画でした!!ボラムちゃんたちがアメリカのスーパーヒーローになりきるごっこ遊びに興じる動画に日本語の音声をつけた内容の動画はなんと再生回数が1億回を突破!!今後のYouTube界では自国の言語に固執せずに、字幕や吹き替えの音声で国境を超えた展開をすることがバズるための一要因になってくるのかもしれませんね!
2017年から4年連続のTOP10入り!!不動の地位を手にした米津玄師が第5位!!
【5位】米津玄師 MV「感電」
チャンネル:米津玄師
再生回数:106,438,897
第5位にランクインしたのはドラマ「MIU404」の主題歌でもある米津玄師の『感電』のMVでした!!自身のMVの中で再生回数が1億回を超えたのは昨年のランキングで10位に入った『馬と鹿』以来ですが、今回はなんと公開からたった5ヶ月程で再生回数が1億回を突破しました!!もはや彼にかかれば途方もないはずの1億回という再生数は朝飯前という様子になってきました。今作の再生回数がどこまで自身の記録に迫るのかも楽しみですね!!
米津玄師をおさえたのは実力はバンドのOfficial鬚男dism!!
【4位】Official髭男dism – I LOVE…[Official Video]
チャンネル:Official髭男dism
再生回数:108,609,153
第4位にランクインしたのはOfficial髭男dismの『I LOVE…』のMVでした!!第5位の『感電とは』僅差の200万回再生差!!昨年日本のミュージックシーンをヒゲダン色に染めた『Pretender』に引き続き今年も彼ららしい抜け感のある一曲が公開されたのが今年の1月。本記事の冒頭でもお伝えした通り今回のランキングは12月4日時点での再生回数を元にランキングを作成したいますので2020年が終わるまでにヒゲダンと米津玄師の順位に変動はあるのか?!この2組のアーティストの今後のさらなる活躍と併せてまだまだ目が離せませんね!!
第3位にもBoram Tube Playがランクイン!!
【3位】ボラム赤ちゃんを探して!!
チャンネル:Boram Tube Play
再生回数:116,347,905
第6位に続きまたしてもBoram Tube Playの動画がランクインしました!!今回の動画は前半ではボラムちゃんが赤ちゃんの食事を横取りしちゃうちょっぴりイジワルな展開!!ですが後半ではお姉さんらしく赤ちゃんと一緒に遊んであげる内容となっています。日本向けのチャンネルだけでも1億回を超える再生回数は驚異的ですね!!
強い!強すぎるキッズチャンネル!!第2位は日本発のキッズチャンネル!!
【2位】【寸劇】みのちゃんはいつでも赤ちゃんになりたい!素敵なお姉ちゃんになって赤ちゃんのお世話できるかな?*Mino Pretend nanny 教育 こたみのチャンネル
チャンネル:Kota Mino Kids Channel / こたみのチャンネル
再生回数:117,881,380
第2位にランクインしたのは日本のキッズチャンネル「Kota Mino Kids Channel / こたみのチャンネル」の動画でした!!今年の6月に公開されたこちらの動画はなんと半年で1.2億回にせまる再生回数を叩き出しており、YouTubeにおけるキッズチャンネルの圧倒的な強さを物語っています。また、日本語が分からなくとも動画を見ているだけで展開が分かる作りが海外からの視聴も誘っているようです。
今年はキッズチャンネルがTOP3を独占!!第1位の栄冠はBoram Tube Playが獲得!!
【1位】焼きそばを隠して食べよう! black noodle Pretend play cooking for kids toys
チャンネル:Boram Tube Play
再生回数:133,715,239
TOP10に再生回数1億回を超える動画を3本ランクインさせ、さらに今年のランキングで第1位の座も獲得したのは圧倒的な強さを見せた「Boram Tube Play」でした!!
昨年は日本のキッズチャンネルがランキングの1位を獲得しており、キッズチャンネルの存在感は年々高まっていましたが、今年はまさかの韓国発のキッズチャンネルの動画が日本国内で最も再生される結果となりました。
外国の子供どうしがお互いに相手の言葉が分からなくとも共通のルールを理解しあって仲良く遊ぶことはよくあるように、簡単に言葉や文化の壁を越えられるというのがキッズチャンネルが世界中で人気を獲得する要因なのかもしれませんね!!
2020年日本のランキングでは過半数をキッズチャンネルが獲得!!
年々存在感を強めていたキッズチャンネルでしたが、今年はなんとTOP3をキッズチャンネルが独占して、しかもランキングの過半数を占める結果となりました!!音楽の動画と同様に繰り返し見られ易いことと、言葉の壁を簡単に排除できること、そして今年は日本中の人々が家で過ごす時間が多くなり、家で仕事をしなくてはならなくなった親の世代が子供たちにYouTubeをたくさん見せていたなどの背景が複合的に作用した可能性はありますが今年のキッズチャンネルは圧倒的な強さでした。音楽系では昨年から引き続き米津玄師とOfficial髭男dismがそれぞれ堂々の再生回数1億回突破でその人気は揺るがず。キッズチャンネルの台頭が目覚ましいなか、来年は新たな人気アーティストがYouTubeから生まれるのか否かにも注目したいですね!!
11位〜20位はこちらから!
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