動画の再生時間の上限が4倍に!
2016年3月、Instagramはそれまで15秒だった投稿動画尺の上限を、60秒まで拡大すると発表しました(アップデートは影響力のあるユーザーから順次)。
その理由は、この6か月の間に Instagram 利用者の動画再生の割合が40%以上増加したことと言われています。
60秒というと、そんなに長く動画を撮影することは稀なのであまり意味がなさそうですが、最新のアプリには動画編集機能もついており、短い動画をつなぎ合わせることで、より作り込んだショートムービーを投稿することも可能となりました。
Instagramのユーザー層は?
Instagramは2010年にアメリカで開発された写真共有アプリで、Facebookの傘下に入っています。2015年時点のユーザー数は全世界でおよそ4億人。日本でも810万人と言われています。既に全世界のユーザー数ではTwitter(3億2千万)を抜いており、その勢いが感じられます。
(参照:Instagram、ユーザー数3億人到達からわずか9ヶ月で4億人を突破 | TechCrunch Japan)
また、アメリカでは、10代のFacebookユーザーが半減する代わりにInstagramが増加しているとも言われており、若者、特に若い女性を中心に人気を博していることが伺えます。
(参照:若者のFacebook利用率 1年で半減 Instagramの台頭が理由か?)
Instagram動画のトップユーザーは?
当サイトでは毎週、Instagramの動画再生ランキングをまとめており、その流行を追っております。
世界ランキングでは、「ジャスティン・ビーバー」「テイラー・スウィフト」「ジェンナー姉妹」などのセレブが人気ですが、
現在、国内の人気ユーザーのうち、特にランクインが多いのは、
圧倒的に
「木下優樹菜」
「渡辺直美」
の2強状態であり次に
「柴犬のまる」
が目立ちます。
これらの勢力図が、60秒動画導入によってどう変わっていくかが見所です。
また、最近では新曲をInstagramで先行配信するアーティストも登場し、より細かいユーザー層に向けた動画アプローチが重要になってきております。
(参照:Da-iCE、新曲「パラダイブ」音源をInstagramで先行初公開)