動画で裏切りを告白!? 松居一代さんにいったい何が……

みなさんこんにちは。いつもはYouTubeの再生回数ランキングを紹介している当ブログですが、今回は取り急ぎ2日前に投稿されて現在大騒動に発展しているある動画を取り上げます。
投稿者はタレントやエッセイスト、大学教授(特任)、家事アドバイザーなどさまざまな顔を持ち、マルチな領域で活躍している松居一代さんです。「2時間ドラマの帝王」船越英一郎さんの妻であり、昨年末には投資で50億円を儲けて話題になるなど資産家としても知られる彼女。7月5日、YouTubeに「松居一代、週刊文春にだまされた」、「船越英一郎 裏の顔」という2つの告発動画を投稿しました。
松居さんは先月6月27日に自身のオフィシャルブログで「恐怖の告白❗️❗️」という記事を投稿。
「サスペンスより恐ろしく怖い怖い真実をあたしは知ってしまった」
「実はもう…1年5ヶ月も尾行され続けているの」
という不穏な内容から、方々で心配の声があがった直後の出来事でした。
動画はそれぞれ240万再生を突破し、テレビやネットニュースでしきりに取り上げる大騒動に発展。かつては「理想の夫婦」として受賞歴もある松居さんと船越さんご夫妻ですが、現在は離婚調停が進み、週刊文春を巻き込み事態は泥沼化しています……。
以下では動画の内容と、ここまでの騒動に発展させた松居さんのSNS手腕についてご紹介します。
騒動の発端となった2本の動画
7月5日に投稿された動画は以下の2本。投稿元は松居さんの公式YouTubeチャンネルで、チャンネル解説は約半年前。現在投稿しているのは短いイントロ動画を含めた3本のみで、今回がほとんど初めてのYouTuberデビューとなります。
松居一代、週刊文春にだまされた
チャンネル:kazuyo matsui
再生数: 2,433,399 回(7月6日現在)
https://www.youtube.com/watch?v=wGhDwhRrvMs
船越英一郎 裏の顔
チャンネル:kazuyo matsui
再生数: 2,759,172 回(7月6日現在)
https://www.youtube.com/watch?v=7-RNg2RQmmA
実はすごい!松居一代さんの巧みなSNS使い

衝撃的な内容と言動に注目が集まる今回の騒動ですが、同時に関心が寄せられているのが松居さんがSNSを完璧に使いこなしているという点。もともと個人事務所を経営し、芸能活動を自分自身ですべてマネジメントしてきた松居さん。多方面で活躍する才覚もあり、SNSの利用方法も心得済み。騒動がこれほどまで発展したのも、松居さんの発信力がズバ抜けているというのが大きな一因としてあります。
YouTubeのほか、今回の騒動に関連して松居さんが運営しているSNSをご紹介します。
Twitterはじめました。#はじめてのツイート
— 松居一代 Japanese Mom Kazuyo (@kazuyo_official) July 5, 2017
YouTubeでの動画投稿の翌日に、Twitterを開設。2日と経たないあいだにフォロワーは4万6000人を突破しました。ブログとYouTubeによりもっとも話題性が集まったタイミングでの絶妙な登場。居候している(本人いわく「休ませてもらっている」)というおばあさんの動画も投稿していましたが、現在は削除されています。おばあちゃんのことはブログにも掲載。
ブログ

掃除や料理、旅行中のできごとなど、日常のあれこれを投稿していた松居さんのブログ。タグ使いもうまく、ファンからのコメントも多く並んでいましたが、6月27日の投稿以降は特に不穏な雰囲気に。「もう少しでYoutubeに動画をあげます 命をかけてます お願いします」、「みなさんにYoutubeを見て頂けるのは深夜 12時過ぎです」など、まもなくYouTubeに投稿する動画について少しずつ告知を行い、巧みなSNSの連携テクニックを披露。いっそう注目を集める結果となりました。また、「バイアグラ100ml男」というワードは一時ツイッターのトレンド入りするほどのインパクト。短くて印象的なワードのチョイスも冴え渡っています。
事態は迷走中……
ネット上では、松居さんの「尾行されているという」という発言や過激な言動から、何らかの精神疾患にかかっていることを疑う声も多く見られます。しかし松居さん本人はブログ上でこれを否定して告発を続行。巧みなSNS戦略と合わさって事態はエンターテイメント性すら帯び、一向に鎮火しそうにありません。松居さん、船越さん両サイドの主張の真偽もわからないまま、コメント欄には松居さんを心配する声や避難する声が押し寄せています……。
SNSの情報発信力を生かし、個人の力で世間に大きな影響力を知らしめた松居さん。現代を象徴するような騒動ですが、しかしこの先どこへ向かっていくのか……。まだまだ目が離せません。
【日本YouTube週間再生回数ランキング】
(2017年7月4日付)
※対象は2017年6月26日~7月2日にアップロードされた動画の7月4日時点の再生回数
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ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 再生数:1,800,007回 |
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再生数:3,100,026回 |
4週ぶりにはじめしゃちょーが1位を獲得!最近のYouTube界は「短く、思わせぶりな」タイトルが流行中!ヒカキンは惜しくも3位でしたが、意味深なタイトルは5週連続でランクイン!さらに今週はフィッシャーズのメンバー数人がネット通販で売られていた動画がランクイン。以前のヒカキンに続き同様の悪戯に悩まされています。10位には久々に桐崎栄二がランクインしました。
2016年の下半期はとにかく「君の名は。」関連動画と「逃げ恥」関連動画が席巻した感のある日本YouTube。カバー動画、パロディ動画、踊ってみた動画など、様々な形でランクインしました。テレビや映画といった既存のメディアの拡声器としての側面を如実に表した形と言えそうです。一方で、最も衝撃的なニュースはやはり「PPAP」でした。こちらは、逆にYouTubeから既存のメディアに進出したパターン。既存のメディアのおかげでYouTubeが賑わうのか、YouTubeのおかげで既存のメディアが生き延びているのか、卵と鶏の関係になりつつあるように感じます。いずれにせよ、日本のエンタメコンテンツを取り巻く環境は、メディアの新旧に関わらず、限りなくフラットになりつつあると考えて間違い無いでしょう。
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