
月間視聴者数15億人超! 世界人口の5人に1人がユーザー
2005年に誕生したYouTube。2017年には月間視聴者数が世界で15億人を超え、視聴者は1日1時間以上モバイル機器でYouTubeを利用しているという公式発表がありました。ちなみに2013年の発表では10億人。4年間で150%の成長を果たしたことになり、驚異的な勢いで世界中に浸透してきています。
日本でも圧倒的な支持を得ていることは言うまでもありません。マクロミルとデジタルインファクトが共同で行った動画広告ユーザー調査によれば、日本国内のユーザーがふだん視聴している無料動画コンテンツサービスのランキングは1位が YouTube で、アンケート対象者の97.8%が視聴しているという結果に。以下は2位 ニコニコ動画 (27.8%)、3位 Facebook (21.1%)、4位 LINE (20.3%)、5位 Twitter (17.7%)と続きます。
ユーザーの利便性や安全面向上のため、2017年もYouTube はさまざまな機能をアップデートしました!
過激動画の削除システムを急速に強化!
現在 YouTube では1分間に400時間の動画がアップロードされています。
機能の利便性をグレードアップし続ける一方で、不適切コンテンツの公開防止にも非常に力を入れています。それらをいち早く発見するため、人間の判断と機械学習を併用してさまざまな対策を取っており、違法動画のアップロードが以前に比べて格段に難しくなりました。2017年6月以降、暴力過激主義のコンテンツ約 200 万件を人間の目でレビューし、約15万件を削除したとのこと。2018 年には、Google 全体でコンテンツへの対策を行う人員を 10,000人にするという目標が掲げられているそうです。
また YouTubeが開発した Content ID を使うシステムでは、音楽をアップロードしたのが誰であっても、著作権の所有者に収益が入るようになっています。
違法アップロードの横行や、ローガン・ポールの炎上事件も記憶に新しいYouTube界。ユーザーの拡大とともに、セキュリティ面の強化も課題となっているようです。
(参照:プラットフォーム悪用への対応について)
収益化ルールの改定についてはこちらの記事で解説!
デザインリニューアルでより見やすく美しく!

(YouTube公式ブログより)
2017年5月には誕生12周年を記念してデザインが一新され、旧デザインに比べてシンプルで見やすい画面に変わりました。
背景をホワイトからブラックに変更するダークモードの選択も可能になり、動画本来の色彩がより正確に再現されたり、暗い場所で視聴しても目が疲れにくくなる効果があるようです。
さらに、撮影時のフォーマットに関わらず、垂直、正方形、水平など、動画に合わせて YouTube プレーヤーが適したスクリーンサイズを表示する機能も追加されたそうです。撮影フォーマットが正方形なのか、4:3なのか、16:9なのかといったことについて、クリエイターも視聴者も気にする必要がなくなるというのは嬉しいですね。
とはいえ、旧デザインのほうが良かったという人もいるかもしれません。そんな場合は新デザイン設定の有効化をオフにすれば、以前のデザインに戻せます。
友だちとのシェアが簡単に!
YouTube アプリ上で動画を直接共有できる機能も加わりました。動画の下にある「共有」をタップし、シェアしたい相手を選べば動画を YouTube アプリ上のチャット画面に送信できます。
https://youtu.be/41TUweLBUPM
(参照:YouTube 動画の新しい共有方法)
親子で安心して使えるキッズアプリが登場!

(YouTube公式ブログより)
日本でも若年層にとってもはやメジャーなメディアとなったYouTube。しかし、一方では「子供が有害な動画を目にしてしまう可能性」についての指摘も多くなされています。それを受けて、一部海外ではすでに導入されていたキッズ用アプリサービス「YouTube Kids 」が、日本でもスタートしました。現在 37 か国で提供されており、アプリ内での視聴回数は 700 億回以上、週間の視聴者数は 1,100 万人を超えているそうです。
文字が大きくて楽しいデザインに加え、キッズ向けコンテンツのみが提供されるというこのアプリ。膨大な動画のうちどれが安全でどれが有害かを判断するのはアルゴリズムがやっているとのことですが、果たしてうまく機能するのか。その正確性如何でアプリの定着率も変わっていきそうです。
実際にアプリを試してみたという保護者のユーザーからは、「フィルタリングされるものとされないものの判断基準がわからない」など疑問の声も出ているようです。これに対してYouTubeは、「継続的にアルゴリズムの精度向上に努め」ていくとのこと。
また、幼児がタッチするうちに誤った操作をしてしまうこともあり得るので、スマホにもともと備わっている操作ロック機能を併用するか、操作ロックのアプリを別にダウンロードしておくとより安心という感想も。
VR 体験がこれからもっと身近になる!
Youtube と Google Daydream チームが180度 VR 動画のフォーマットVR180 を開発しました。クリエイターは180 度視野で撮影した 3D 動画を配信できるようになり、視聴者は Cardboard や VR ヘッドセットを用いて、没入感のある VR 体験をモバイルからも楽しむことができるように。
Google Daydream チームはまた、VR180 に適したカメラを複数のメーカーと協力して開発中。2018年1月に米国ラスベガスで開催されたイベント「CES 2018」では、レノボの「Mirage Camera」と、YIの「Horizon VR180 Camera」の2種類が発表されました。どちらも2018年春以降に発売する予定だそうで(日本での発売は未定)、 VR 体験がますます身近なものになることは間違いありません!
(参照:VidCon におけるアナウンス)
(参照:Google提唱の「VR180」とは。VR動画撮影・視聴・シェアがより手軽に。専用カメラが2018年春登場)
世界中のユーザーたちから支持されるプラットフォームとして、2018年のYouTubeはどんな進化を遂げるのでしょうか?
【日本YouTube週間再生回数ランキング】
(2018年1月9日付)
※対象は2018年1月1日~1月7日にアップロードされた動画の1月9日時点の再生回数
※チャンネルの国籍が「日本」で登録されているもののみ
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